フリークスストア 静岡店 店長

大貫 剛寛

「その人の一日を左右できるなんて、こんなに面白い仕事はないなって」

デイトナへの入社の経緯は。

大学は経済大学に通っていたんですけど高校生くらいから「アパレルとかやりたいな」と何となく思っていました。就職活動を初めてすぐは他の職種も考えていましたが、就活の真っ只中に東日本大震災を経験したことで、「常に毎日を全力で、やりたいことをやろう!」とアパレルへの就職を決意しました。その頃から面白そうな会社だなと思っていたのがデイトナでした。最初に代表と面接させていただいた時に結構コテンパンに言われたんです(笑)たぶんその時の僕は他の企業からの内定もそこそこいただいていたので、調子に乗っていたので、思いっきり鼻っ柱を折られました。しかも、忘れもしない、僕の誕生日に(苦笑)。でもその後にもう1度面接をしていただいて、代表も「何年ぶりかに2回目の面接をする」とおっしゃっていましたけど、その時に、一企業のトップがここまでひとりの人間を見てくれるんだと感銘を受けました。最初の面接がすごく悔しかったので次は絶対に納得していただこうと思って2度目の面接に挑み、もうガチガチに緊張していたんですけど「じゃあ、一緒に頑張ろう」と言っていただき、入社しました。そういう経緯で入社しているので、成果を出したい、自分に負けたくないという気持ちが強いです。

9店舗で働いてきた6年間はどんな経験ですか。

僕は内定者時代に高崎・渋谷の店舗にいて、入社後すぐは横浜。それから新宿と阿倍野では副店長、梅田・福岡・熊本などの地方都市でも店長として働いてきました。どこも地域性が独特で、それぞれの街にそれぞれの良さがありました。場所が違うとこんなにファッションの文化も違うんだ、ということに毎回驚きます。福岡はどちらかと言うと東京寄りのセンスで、大阪は個性が強くて、熊本は九州の中でも大阪寄りのお洒落をしていたりと、ひとつの業態でもこれだけ異なる市場で勝負できるのは良い経験です。今は、昨年10月に静岡に引っ越してきて、新店舗のオープンから店長をやらせていただいています。もう半年くらいになりますが静岡はすごくあったかくて優しい人が多い、面白い街です。思っていた以上に遊びの要素が多く、「頂き-ITADAKI」や「朝霧JAM」など日本で一番フェスが多い街ですから音楽も根付いています。その街ごとに出会うスタッフもお客様も全然違うので、貴重な経験をさせていただいているなと思います。

色んな場所で働きながら感じていること。

僕が大阪に行った時はFREAK’S STOREが大阪に初出店するタイミングで、FREAK’S STOREという名前を知ってくださっている方もいましたが、福岡や熊本では初めてFREAK’S STOREを知る方がほとんどでした。まずはその土地でお店の世界観を伝えるところから始めてきました。お店の面構えから接客から、仕掛けるイベントもそう、どこまでその土地のみなさんに浸透させられるか。欲を言えばひとつの店舗に長くいたかったんですが(笑)。だいたいそれぞれの場所に1年いないくらいなので、僕はその土地にFREAK’S STOREが根付く足がかりを作ってきたという感じです。思えば去年の今頃は福岡から熊本に移った時期でしたし、今は静岡で、また来年はどこにいるかも未定です。新しい場所への順応性の高さは僕の一番の強み。そのぶん、いつでも「ここに永住する!」と思うくらい居心地が良くなっちゃって、引っ越しの際には毎回悲しくて涙が・・・みたいな(笑)。おかげさまで僕自身もいいスピード感で成長させてもらっています。

新しい場所に馴染むために何をするか。

古臭い考えかもしれないですが、旬のお店や地場でがんばっているお店の方にはオープン前に必ずご挨拶にまわるようにしています。あとは積極的に他業種の方ともお話をしたり一緒にお酒を飲んだり、イベントに足を運んでそこで紹介していただいて広がりを持ったり、それはどこの土地に行っても絶対にやっています。高飛車にやっても仕方ないので、もちろん譲れない部分はありますし適度な距離感というのを保ちながらも、あくまで商売人なのでその地域に順応していかないとなと思っています。色んな人と「一緒にこの街を盛り上げよう!」くらいの空気を作れたほうがお店はやりやすいですから。そんな僕の商売人としてのポリシーみたいなものは、やはりデイトナの代表の影響が大きいと思います。

お店にいる時に心がけていることは。

いつも笑顔でいることと、良い姿勢でいること。挨拶や言葉遣いも含め、人として当たり前のことを当たり前にやるというのを大事にしています。あとは色んな情報をとにかく頭に入れるように心がけています。時事的なことから地場の情報、ファッションや他業種の情報も含めて常に数本のアンテナを張っている感じです。接客業もそうですけどお客様のニーズも多様化しているので、幅広い情報を持っていないとネットに負けてしまうという危機感もあります。今は静岡の駅前で路面店をさせていただいていることもあり、お仕事帰りやバス待ちの時間にフラッと寄ってくださるお客さんも多いですから、洋服のことだけでなく幅広いネタを持ってお話をしたいなと思っています。道を尋ねられたり、オススメのご飯屋さんない?とかって聞かれることも多いですから、そんな時にお客様に納得いただける情報を出せないと信頼って生まれてこないと思うんです。

アパレル業における野望は。

僕はアパレル業に対する、「販売員でしょ」とか、「給料が安いんでしょ」といった世間一般的なイメージを変えたいです。仕事としてのアパレルの魅力ってすごくあると思っていて、自分もお洒落が楽しめるし、特にセレクトショップという形態だと食や居住のトレンドも知れるし、そこにお金が付いてくる。それに洋服は朝一番に、その日のテンションを決める大事なものですから。お気に入りの洋服を着るとその日一日がテンション上がりますし、逆に洋服がキマらなかったら気持ちも乗っかってこない。その人の一日を左右できるなんて、こんなに面白い仕事はないなって思います。アパレル業界をもっと元気にして、世間一般的なイメージとのギャップを何とかしたい。だからこそまずは自分に厳しくいなきゃいけないな、生半可なことはできないなと思って働いています。僕が成長し続けたいと思う原動力ってそこですね。それにデイトナの一員としては会社のブランディングに携われているという実感がありますので、やるからにはFREAK’S STOREをトップのセレクトショップにしたいという気持ちがあります。

休日はどのように過ごしますか。

今は静岡のホットスポットなど、極力、色んな場所に行くようにしています。新しい飲食店や、穴場もメジャーどころも含めて観光地に足を運んだり。誰かのオススメや仕入れた情報を整理しながら休日は実際に行ってみる。そうすると「こういうサービスいいかも」とか「こういう人をお店に呼べたら楽しいかもな」とか、オフの日にも急に仕事モードになっちゃうことがあります。これは職業病なんですかね(笑)。

これからの目標は。

僕は入社当初からいずれブランディングがしたいと思っているので販売促進の仕事も将来的にはしたいですね。デイトナという会社が今後大きくなっていく際にFREAK’S STOREというのはこういうブランドで、こういうことをやっていますよというのを会社の内側にも外側にも伝えるということをやっていけたらいいなと思っています。