いまは、電力を自由に売り買いできる時代。だからこそ、電力だけじゃない付加価値をつけて、よりユーザーのライフスタイルに寄り添う電力会社が増えてきました。そして、ついに「フリークス ストア」も、電力に取り組みます。
「みんな電力」と「TS(ティーエス)」、「シナノソイル」協力のもと、フリークス電気」を作りました。
ただ、その仕組みはちょっと複雑。というわけで、「フリークス電気」のすべてを教えます。
01
太陽光で電気を発電
顔の見える電力の一つ、長野県の太陽光発電所「TS」を含む、全国の再生可能エネルギー発電所が電気を作る。
02
フリークス電気を
選択する
数ある電力プランのなかから「フリークス電気」を選択することで、毎月100円がNPO法人『シナノソイル』の応援金に。
03
応援金で
耕作放棄地に種植え
地元の学生ボランティアが、ポップコーンの種を植える。ポップコーンは手間暇かからず育てられ、実も硬く獣害に強い。
04
耕作放棄地で
ポップコーンが育つ
植えたポップコーンの種は、およそ半年で出荷できる状態に。生育も早い!
05
希少な国産の
ポップコーンで
新たなご当地名物を開発
あまり知られていないけど、国産のポップコーンは本当に珍しいんです。そのポップコーンを、長野の新たな名産に!返礼品として契約者に送るプランも計画中。
06
耕作放棄地が減り、
新たな資源と事業が
創出される
「フリークス電気」のユーザーが増えれば増えるほど、使われず荒れ果てた農地がポップコーン畑になって、食料や雇用が増え、それにまつわる事業も創出される!

フリークス電気が作る
ポップコーンの秘密

フリークス電気のFAQ
- 再生可能エネルギーってなに?
- 石油や石炭などの限りある資源ではなくて、風力や太陽光、地熱など、ずっと自然界に存在するものを使って発電した電力のこと。発電時に二酸化炭素を排出しないのが特徴。
- フリークス ストアが電力事業って、なぜ?
- ローカルマガジン『FREAK』の発刊にともない、これまで様々なエリアに焦点を当て、地域課題の解決に取り組んできた「フリークス ストア」。そんな私たちが、新たな環境課題へのアプローチとしてスタートしたのが「フリークス電気」です。現在は電気を発電する際、その多くが燃料に石油や石炭を使います。それだと二酸化炭素の排出が止まりません。「脱炭素」の世界を目指すためにも、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーをより多くの人が選択できるようにして、サステナブルな社会の啓蒙をしていきたい。そんな思いで、この取り組みはスタートしました。
- 耕作放棄地ってなに?
- 農業を営む人たちも高齢化が進み、農地を手放す人がいっぱい。そうして放ったらかしになった農地は、雑草だらけで土壌の栄養も枯れてしまう。そんな荒れ果てた農地のことを、耕作放棄地と呼びます。
- 電力はどうやって運ばれる??
- 電線を通じて運ばれるんだけど、実のところ、ひとつの発電所からやってくるわけじゃないんです。運ばれる間にある、いろんな発電所からの電気が、あなたの家の電力の源。
- フリークス電気と契約するとどんないいことが?
- まずは、地球にやさしい再エネを使うことになるから、環境への負担を減らすことができます。加えて「シナノソイル」の活動を通して、地域社会への貢献にも繋がります。
そして、おいしいポップコーンも食べられる!

フリークス電気を作る人たち
シナノソイルが描く未来
「恵み豊かな長野県と共生する営みを、次世代へ継承するのが私たちの目的です。これからを担う学生とともに、多様化するライフスタイルを考え、地場産業のリアルを体感し、地域の課題を自ら発見していくことで、これからの消費のカタチに選択肢を。環境にも身体にも、経済にもいいモノとコトを知り、新たな循環と価値観を。それが、よりよい未来を築くための一助になっていくと思うのです」
(NPO法人シナノソイル代表・君島 登茂樹)

フリークスストア長野の
シーソーマーケットって?
フリークス ストア長野
長野県長野市北石堂町1402-1 甲州屋ビル 1・2F026-226-7915